蟋蟀(シツシュツ:コオロギ)の薬効  その2

蟋蟀(シツシュツ:コオロギ)の薬効  その2     第44号 蟋蟀(コオロギ)(「虫類中薬予効方」より) 採集炮製:秋に採集する。       熱湯で殺し、乾燥または加熱して乾燥させる。 薬理作用:前回(第41号)の「動物本草」に同じ。 性味帰経:性は温、味は辛、咸(シオカライ)。       膀胱と小腸に帰経する。 功能主治:利水…
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「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その5

「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その5     第43号 64.下腹部の痛み。 ◎アオサギの頭、羽、足を取り除き、黒焼き粉にして、お湯または酒で服用する。 65.扁桃腺炎を治す。 ◎赤トンボを乾して、粉にして、喉に吹き入れれるとよい。 66.喉が腫れて痛むには、 ◎ヤママユの黒焼きを絹に包み、それを口に含むとよい。 67.歯…
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コオロギは利尿剤。その1

蟋蟀(シツシュツ:コオロギ)の薬効  その1    第42号 暑かった夏も過ぎて、秋になり、虫が減って来て、寂しくなって来ました。 しかし、道端や草むらでは、コオロギの声が相変わらず、にぎやかです。 そこで、今回は、コオロギの薬効について書いて見ましょう。 ゴキブリも、イナゴも薬用効果があって、コオロギに近い種類です。 コオロギにも、薬…
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ミミズ(蚯蚓)について その2

ミミズ(蚯蚓)について その2 「ミミズください。」  「ハイ、〜〜円です」 うちの店では、生薬としての地竜は、扱っていませんが、 私の知人の薬局では、お客さんが地竜を買いにくるそうです。 そうすると、はい 何匹でいくら、と売っているそうです。 まだまだ、現役の生薬ですね。 ミミズは、古くから使われている生薬で、 古くから本草書…
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「虫ブログ 薬になる虫たち」 始めに

虫に関するホームページ、ブログは、数多く見かけます。 しかし、薬用としての虫に関するのは、見たことがありません。 そこで、薬になる虫たちを紹介して行きたいとおもいます。 ただし、薬と書きましたが、正式な薬と承認許可されたもの、 たとえば日本政府なり中国政府に許可されたものだけではなく、 過去に薬として用いられたり、…
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「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その4

「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その4     第41号 45.クサとカサ(吹き出物)。 ◎タニシを黒焼きにして、髪の油で 溶いてつけると良い。 ◎竹の虫(多分、蛾の一種の幼虫)の糞を粉にしてつけると良い。 46、すねくさ(ガンガサ:痒疹性の強い皮膚病)の薬 ◎雁の糞を焼いて、ゴマの油で溶いて、つけると良い。 49.お灸による…
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サソリの毒が脳腫瘍に効く

サソリの毒が脳腫瘍に効く     第28号 先日(06.7.30)のジャパンタイムズに、 サソリの毒が、脳腫瘍に効くとの記事が載っていました。 巨大黄色サソリの毒から発見された蛋白質にならって合成された物質が、 腫瘍細胞のみを標的とし、正常な細胞は殺さないとの結果を得た。 研究では、18人の患者の致命的な脳腫瘍のグリオーマ(神経膠…
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蝉の薬用効果。

蝉の薬用効果。 第26号 そろそろ、蝉の声がうるさくなる季節になりました。 今回は、蝉の薬効について少し書いてみましょう。 実は、セミそのものは、薬として使用されることは、少ないのです。 しかし抜け殻の方はよく使われています。 実際、蝉の抜け殻の薬効は、かなり一般的に知られています。 漢方薬を扱っているところで、聞いてみてください。…
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赤トンボはセキの薬

トンボの薬用効果  その1 赤トンボはセキの薬 黒焼きの店というのが、上野の方にあります。 漢方問屋の人に、今 黒焼きの店が、 東京に一軒だけありますよ、と聞いていたので、 通りかかって見つけた時に、ああここかと感動しました。 今から、3年位前、 上野の松坂屋前から秋葉原に向かって歩いている時に、偶然見つけました。 あるいて数分、…
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トンボの薬用効果  その2

トンボの薬用効果  その2 トンボは、明代の李時珍の「本草綱目」にも記載されています。 以下、本文より面白い部分を抜粋します。 蜻蛉(トンボ) 別名の一つに紗羊(しゃよう)、赤いのは赤卒、赤衣の使者。 (注:紗シャは薄絹で、トンボの羽の美しさを表現した  しゃれた言葉だと思います。 赤卒〈卒とは兵卒で、兵士の意味〉も、 赤トンボの大…
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九竜虫 その1

九竜虫 その1 九龍虫は効くか? 九竜虫は、一時日本で一世を風靡した虫です。 Palembus dermestoides、   和名はキュウリュウゴミムシダマシ。 体長6ミリほどの小さい甲虫です。 中国では、洋虫ということが多いようです。 外洋より入ってきた、といことが名称の由来のようです。 また、日本から再導入して、養殖している…
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「ムカデ(百足)」に咬まれたら「蜘蛛(クモ)」

クモ(蜘蛛)の薬用効果  その1 「ムカデ(百足)」に咬まれたら「蜘蛛(クモ)」 「家庭における実際的看護の秘訣」より  『家庭における実際的看護の秘訣 家庭療法・物理療法の研究 』という本をご存知でしょうか? 大正時代の終わりに出版され、付け加えつつ、   版を1000版以上重ねて、   健康の虎の巻として、   戦前戦後の昭和3…
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カマドウマは、腸チフスの特効薬

カマドウマは、腸チフスの特効薬 竈馬(カマドウマ) カマドウマは 別名便所コオロギとも言います。 便所コオロギのほうが、ぴんと来るかもしれません。   わたしも、子供のころは、カマドウマを、   便所コオロギという名でしか知りませんでした。 さて、カマドウマは、コオロギの仲間で、翅(はね)がありません。 この翅(はね)が無いという…
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黄アゲハの幼虫は、胃痛の薬

シャックリ、胃の痛みには、アゲハの幼虫が効く! 第20号 黄アゲハの幼虫は、胃痛の薬 アゲハチョウ科の黄アゲハの幼虫を、生薬名としては、 茴香虫(ういきょうちゅう)といいます。 なるほど、アゲハの幼虫をつつくと、 臭い匂いをだしますが、 茴香(ういきょう)のニオイに、似ていますね。 茴香は、フェ…
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ヤママユ(天蚕蛾)の薬用効果

虫ブログ  薬になる虫たち   第24号 ヤママユの薬用効果について、 「薬用昆虫の文化誌」渡辺武雄先生著(東京書籍)に、 記載されていたので、中国語の文献を調べてみました。 ところが、出てきません。 中国語では、ヤママユを、天蚕、山蚕とも言い、 日本とほぼ同じです。 Web上でも、糸を取るための経済昆虫としては出てきますが、    …
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「動物本草」中の内科疾患での薬用昆虫リスト  その2

        第18号 「動物本草」中の内科疾患での薬用昆虫リスト  その2      内科疾患の部分の虫類:その2 5.気管支喘息 煎じ  青蛙(セイア:トノサマガエルなど) 散剤  冬虫夏草(トウチュウカソウ:虫の死体に、        キノコが はえてきたもので、種類は無限にある。)、     白キョウ蠶(ビャッキョウサン…
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「動物本草」中の内科疾患での薬用昆虫リスト  その6

「動物本草」中の内科疾患での薬用昆虫リスト  その6    第25号 内科疾患の部分の虫類:その6 33.リウマチ 煎じ 田螺殻、    海ケイ(ケイは、虫+奎(カイケイ:海蛇の一種) 散剤 全蝎(ゼンカツ:さそり)    バ蟻(バは、虫+馬)(バギ。マイ。アリのこと)    セイソウ(セイは、虫+斉。ソウは、虫+曹…
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「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その3

「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その3     第39号 21、喉に刺が刺さった場合。 ◎人の爪1匁を、煎じて用いる。 ◎カラスの黒焼きを、水で服用すると良い。 ◎紙を2寸4方に切り、421方の角にノリをつけて喉に貼る。   その中に袋蜘蛛(フクログモ:不明)を生きたまま入れ、中で動くようにする。   二時(ふたとき:4時間)位た…
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蜘蛛の糸の薬効。クモの糸は、止血の特効薬。

蜘蛛の糸の薬効 第38号 蜘蛛そのものが薬用になるだけではなく、 蜘蛛の糸も薬用になります。 主に止血です。 「本草綱目」には、蜘蛛の項の後ろに、 蜘蛛の網(巣、糸)について、少しだけ記載されています。 主治:疣贅(ユウゼイ:イボやコブ)に巻き付けると、7日で消え落ちる。     効果がある。 疔癰(できもの、化膿性の)の毒、刃…
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「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その2

「救民妙薬」の中の虫類薬・動物薬  その2    第37号 以下に挙げたのは、「救民妙薬集」の虫類薬・動物薬のみです。 抜粋して現代文に訳したのを、記します。 119処方で、全体(397処方)の約3分の1です。 しかし、これだけからも、編纂の意図である、  手に入りやすい、簡便な処方であることが、うかがえましょう。 虫類薬・動物薬が、意…
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