「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その2

「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その2

第191回

ゼンソク
◎モグラを焼いて灰にして、天花粉(へちまのさらしこ)を同じ量を粉にして、
 1日に2回1匁ずつ服用するとよい。

ゼンソク
◎牛のキモ1個、半夏2匁、甘草1匁を粉にして、
 豆の大きさに丸めて、挽き茶を衣として7粒づつ1日に3度、白湯で服用する。


肺結核
◎大きさ5、6寸のフナを黒焼きとし、粉にして、少しづつお湯で服用する。
◎カツオの頭の黒焼きを煎じて飲むと良い。
◎ウナギ1斤を、古い壷に入れて、口を塩でふさいで固め、
  焼いて黒焼きとし重湯で服用する。
◎豚のキモ3個に黄芩12、3匁の粉をつきまぜて、蒸して、乾かす。
 細かい粉にして、飯粒で丸薬とし、白湯で服用する。
 すると、毎晩熱が出て吐血するものが、
 1斤を飲まないうちに、全治すること、疑いなしと言う。


咳そう(せきたん)
◎五倍子(ゴバイシ:虫こぶ)3分位をお湯で服用するとよい。

咳そう(せきたん)
◎咳のため喉を潰して声の出ない場合
 豚の脂(ラード)を熔かして白蜜に入れて煮て、磁器のなかにいれて冷ます。
 固まったのを1、2サジずつ服用すれば、次第に音声が出てくる。


喀血
応急手当
◎ショウガの黒焼き。髪の毛を焼いて灰にして、酢で服用させる。

寝汗
◎牡蛎の味噌汁を、毎日食べさせれば、日ならずして治る。
◎五倍子をツバで練って、ヘソのなかに詰め、その上を紙で貼っておくのもよい。


肋膜炎
解熱薬として
◎ミミズ(頭の白いのがよい)を、良く洗って煎じて、その汁を飲むと良い。
 ただし、煎じる時、塩をひとつまみ入れるとよい。

心臓病
◎スモモの根の皮と牡蛎(ぼれい)とを等分に煎じて、
 毎日服用すると、心悸亢進(どうき)を鎮める。
◎鹿の角を削って細かい粉にして、白湯で飲むと良いとある。
 鯨の牙、犀角などでもよい。
 (いずれも、ヤスリまたはサメの皮ですって粉にする。)

下血
◎髪の毛を黒焼きにして、ヨモギを煎じた液に入れて飲むと止まる。

大便が通じた後の下血
◎五倍子(ゴバイシ:虫こぶ)1匁を、ヨモギの葉の煎じた汁で服用するとよい。

酒を多く飲んで下血したのには
◎フナを酒で煮たのを、絶えず食べるとよい。


腎臓病
◎五倍子を梅干しの肉に混ぜて飲むのも効き目がある。

膀胱炎
◎五倍子を煎じて服用する。

頭痛
◎メマイをするほどの頭痛には、蝉の抜け殻を炒って、
 細かい粉として、1匁ずつを温かい酒で服用する。