薬用となるウミウシの種について

薬用となるウミウシの種について  ウミウシの項 追加    第54回 海牛を、薬用とするのは、きわめて少ないようです。 資料が、少なく、NET上でも、見付かりません。 「虫類中薬与臨床」の他には、わずかに、本草学の古典(清代なので、比較的新しい)である「本草綱目拾遺(清。趙学敏)」に、 海牛の項がありましたので、紹介します。 しかし、…

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「海のゴキブリ」「フナムシ」の、薬用効果

フナムシの薬用効果 第68号 「海のゴキブリ」「フナムシ」の、薬用効果 「フナムシ」のことを、中国語では、「海ショウロウ」(虫+章、虫+郎)といいます。 ショウ(虫+章)ロウ(虫+郎)は、ゴキブリのことですから、フナ虫は、「海ゴキブリ」ということになります。 また、英語では、Wharf  roach(ワーフローチ:埠頭、…

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メマイ、耳鳴りには、ヤドカリが効く。

ヤドカリの薬効 第67号 メマイ、耳鳴りには、ヤドカリが効く。 ヤドカリは、生薬名では、寄居虫(ききょちゅう)といいます。 虫という字が入っています。 また、ヤドカリは、カニとエビの中間の形をしています。 蟹(カニ)にも蝦(エビ)にも、虫偏がありますね。 ということで、今回は、ヤドカリを取り上げました。 「動物本草」(楊…

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カミキリムシの薬効  その2

カミキリムシの薬効  その2 第66回 「本草綱目」で、李時珍は、こう述べています。 この虫には、八の字のような黒い(触)角がある。 水牛の角(ツノ)に似ているので、名付けられた。 「本草綱目」には、蘇東坡の詩が引用されています、 水天牛詩 「両角徒自長、 空飛不服箱。 為牛竟何益、 利吻穴枯桑。」   意訳 「二つの触覚は…

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空とぶ牛、天牛。カミキリムシの薬効  その1

カミキリムシの薬効  その1 第65号 カミキリムシの漢名は、天牛です。 触角が、何となく牛に似ていて、空を飛ぶから天牛と、よんだのでしょう。 幼虫は、桑ト虫といい、成虫は天牛といいます。 幼虫、成虫ともに、薬用とされます。 生薬としては、成虫と幼虫は、別扱いです。 写真は、桑ト虫のトの字。 難しい字でしょう。 書けといわれた…

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現代日本で使用されている動物系生薬のリスト その2

現代日本で使用されている動物系生薬のリスト その2 松浦漢方のリスト 松浦漢方は名古屋の漢方薬のメーカーでもあり、生薬の問屋でもあります。 そことも取引があるので、 松浦の小分け生薬・粉末薬品の相場表というのが、 手元にあります。 要するに、生薬は天然物なので価格が変動するということですね。 また この価格が小売店に対する卸値であり、…

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ゴキブリ  その5。二千年の歴史ある、ゴキブリの薬用。

ゴキブリ  その5 「大黄シャ虫丸」の1   第60号。 日本唯一の薬用昆虫・虫類のサイト。 ゴキブリが薬になるらしい、ということは、 今日初めて、このブログを読む方でも、 なんとなく聞いたり、見ていたりしているでしょう。 「しゃ虫」という名で、サツマゴキブリの仲間が古くから薬として用いられて来ています。 「シャ虫=サツマゴキブリ…

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