「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その3

「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その3 第192回 中風の始めで、痰がごろごろいうもの ◎牛黄(ゴオウ:牛の胆石)1分を細かい粉にして、お湯で服用するとよい。 中風のメマイ ◎蝉の抜け殻の頭と足をとりさり、少し炒って、2匁ばかりを酒で服用させる。 半身不随 ◎蚕の抜け殻、紅花各1匁にシュロの葉1にぎりを、…

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「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その2

「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その2 第191回 ゼンソク ◎モグラを焼いて灰にして、天花粉(へちまのさらしこ)を同じ量を粉にして、  1日に2回1匁ずつ服用するとよい。 ゼンソク ◎牛のキモ1個、半夏2匁、甘草1匁を粉にして、  豆の大きさに丸めて、挽き茶を衣として7粒づつ1日に3度、白湯で服用する。 …

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「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その1

「実験奇薬自宅療法」中の動物薬  その1 第190回 「実験奇薬自宅療法」、本草研究会編、文永堂、大正7年5月1日発行。(271ページ) この、「実験奇薬自宅療法」という書籍は、版権が切れて、  国会図書館の近代デジタルライブラリーに公開されています。 私は、この「薬になる虫たち」では、  原則として印刷された書…

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火傷に対する虫類薬、動物薬   その5

火傷に対する虫類薬、動物薬   その5 第189回 「民間祖伝秘方大全」より 処方:紫草、刺柏、大黄、氷片、黄ロウ各等分 亜麻子油適量 用法:上述の4味をガーゼの袋に入れて、亜麻子油を入れた鍋に入れる。   弱火で20~30分煮た後、袋から取り出す。   その後、油鍋に黄ロウを入れ、溶解す…

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火傷に対する虫類薬、動物薬   その4

火傷に対する虫類薬、動物薬   その4 第188回 「民間祖伝秘方大全」より 方41 処方:生きているドブガイ1個、冰片適量 用法:いきているドブガイを水で洗い、泥を洗い流す。 小さな木の棒で殻を1mmほど、こじ開ける。 ドブガイの12分の1の冰片を、貝の中に入れる。 3分…

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脱肛に対する虫類薬、動物薬  その1

脱肛に対する虫類薬、動物薬  その1 第187回 セミの抜け殻、象の皮、ミミズは脱肛の特効薬 「民間祖伝秘方大全」北京科学技術出版社、呉静先生、陳宇飛先生編。1993年 には、面白い処方が、多く記載されています。 「民間祖伝秘法大全」より、 処方:ドジョウ100g 庶糖10g 用法:庶糖を活きている…

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ムカデドリ(蜈蚣鶏)は、インポの薬

ムカデドリ(ムカデ鶏)は、インポの薬 第186回  民間療法のなかには、大変面白いのがあります。 今回紹介する「ムカデ鳥」も、実に面白い製法(飼育法)です。 インポに効く処方に、ムカデ鳥(仮称)というのがあります。 鶏を使った、薬膳料理みたいなものです。 このニワトリが面白い。 ニワトリにある物を食べさせてから…

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火傷に対する虫類薬、動物薬   その3

火傷に対する虫類薬、動物薬   その3 第185回 「民間祖伝秘方大全」より 方30 処方:金桜根適量、生大黄、生牡蛎各等分(一緒に末にする) 用法:始めに金桜根を洗浄し、外皮を取り去り、打ってたたきつぶす。 お湯を冷ました冷水に浸け、木棒で撹拌すると、白い泡沫ができる。 それを取り泡沫を患部にぬる。 大黄、…

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火傷に対する虫類薬、動物薬   その2

火傷に対する虫類薬、動物薬   その2 第184回 火傷には、ムカデ 「民間祖伝秘方大全」より 方9: 処方:大蜈蚣(オオムカデ)3匹(生きているのを用いる) 用法:茶油180gにムカデを浸して、この油を取り、 火傷に塗れば、痛みはすぐに止まる。 かつまた、跡が残らない。 13: 処方:河のドブガイの…

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火傷に対する虫類薬、動物薬   その1

火傷に対する虫類薬、動物薬   その1 第183回 大サンショウウオは、火傷のクスリ 祖先伝来とか、秘密の処方とかいうものには、 実に面白い生薬が使われていたり、 変わった用い方をするのがあります。 不思議なくらい効くのもあれば、全く効かない、 もしくは有害なのも混じっています。 しかし、現在では検証することは、…

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火傷に対する虫類薬、動物薬   その1

火傷に対する虫類薬、動物薬   その1 第183回 大サンショウウオは、火傷のクスリ 祖先伝来とか、秘密の処方とかいうものには、 実に面白い生薬が使われていたり、 変わった用い方をするのがあります。 不思議なくらい効くのもあれば、全く効かない、 もしくは有害なのも混じっています。 しかし、現在では検証することは、…

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火傷に対する虫類薬、動物薬   その1

火傷に対する虫類薬、動物薬   その1 第183回 大サンショウウオは、火傷のクスリ 祖先伝来とか、秘密の処方とかいうものには、 実に面白い生薬が使われていたり、 変わった用い方をするのがあります。 不思議なくらい効くのもあれば、全く効かない、 もしくは有害なのも混じっています。 しかし、現在では検証することは、…

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「千虫譜」における、カイコの薬効  その1

「千虫譜」における、カイコの薬効  その1 第181回 白僵蚕(ビャッキョウサン)カイコの病死体の薬用効果 白僵蚕(ビャッキョウサン)とは、 蚕が白僵菌に感染して死亡し、白く堅くなったものです。 言わば、病死した蚕の幼虫です。 病死したものを、薬にするとは、不思議なことですが、 白僵蚕は、江戸時代には広く用いら…
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ワニの薬用効果 その2

ワニの薬用効果  その2 第180回 揚子江ワニの薬用効果 「本草綱目」より、 ダ竜(揚子江ワニ) ダ(揚子江ワニ)という字は、その頭、腹、足、尾の形を、象(かたど)ったものである。 この「ダ」という字は、これ以外に使われない文字で、   説明しにくい文字です。 じっと眺めていると、ワニに見えてきます。ま…
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ワニの薬用効果 その1

ワニの薬用効果  その1 揚子江ワニの薬用効果 第179回 ワニが、中国にいるのだろうか?と、思う方もいるでしょう。 実は、います。 体長は、2メートル位と、小型のワニです。 中国にワニとは、ピンときませんが、 今は、揚子江だけにすんでいて、絶滅危惧種です。 今は、つかまえることが、出来ないので、 当然…
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ザリガニの胃石は、薬になる

東北ザリガニの薬用効果  その1 第175回ザリガニの胃石は、薬になるザリガニと言うと、アメリカザリガニを、真っ先に連想するでしょうが、  あれは外来種ですから、薬用についての経験は見当たりません。今回は、東北ザリガニ(Cambaroides dauricus)を取り上げます。東北ザリガニは、東北の寒い河川、湖などに生息してい…

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打撲には、「ハエトリグモ」

ハエトリグモの薬効    第75回 打撲には、「ハエトリグモ」 「ハエトリグモ」は、生薬名を「蝿虎(ヨウコ)」といいます。 なかなかピッタリした、よい名ではないかとおもいます。 別名を、「蝿豹(ヨウヒョウ)」「蝿狐(ヨウコ)」などともいいます。 ハエトリグモについては、古い本草書には、記載されていません。 「虫類本草」には、「本草綱…

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セミの抜け殻は、翼状片の特効薬

セミの抜け殻は、翼状片の特効薬  日本唯一の薬用昆虫のサイト。 第74回 「翼状片」という病名を、聞いたことがありますか? 翼状片は、目のふちの結膜の一部が、異常に増えて、   次第に角膜を覆うという、病気です。 増殖した組織が三角形で、ツバサに似ているので、   「翼状片」というようです。 以前、私の店の、お客さんで…

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ハエの薬用効果

ハエの薬用効果    日本唯一の薬用昆虫のサイト。        第73回 ハエの幼虫であるウジには、薬効があることは、古くから知られています。 生薬名は、五穀虫(ゴコクチュウ)です。 現在は、養殖までされているくらいポピュラーです。 また、多くの本草書に、ウジ(五穀虫)はあっても、ハエはほとんどありません。 ハエの成虫の薬効について…

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ゲンゴロウを食べると、色白に、美人になる?

ゲンゴロウの薬用効果    第72回 ゲンゴロウを食べると、色白に、美人になる? ゲンゴロウは生薬名としては竜虱(リュウシツ)といいます。 竜の虱(しらみ)というわけです。 なるほど、竜ほどの大きさにつくシラミは、 ゲンゴロウ位の大きさがあってもいいでしょうし、 ゲンゴロウには、竜に似た髭がありますね。 「竜虱(リュウシツ)」 「…

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